オーストラリアの大学留学

オーストラリアにある大学数は43校で、そのうちの37校が国公立大学です。大学教育のシステムは、連邦政府と州政府、オーストラリア大学管理理事会によって厳しく管理されています。

極めて優れた教育環境で、その質の高い教育を求めて、世界中から約70万人もの留学生がオーストラリアを訪れています。

大学キャンパス内では学生の約5人に1人が留学生ということもあり、日本では経験しがたい国際色豊かな環境で学習ができます。



留学オーストラリアドットコムが、オーストラリアの大学について↓↓↓もう少し詳しくご説明いたします。

 

オーストラリアの大学の特徴

オーストラリアの大学は日本の大学とは異なり、一般教養課程のような授業がなく、入学後すぐに高度な課程で学ぶようになります。そのため入学時にある程度の一般教養や専門的な知識が必要となります。

専攻するコースによって違いますがオーストラリアの大学は2学期制で、ほぼ3年で学士資格を取得することができます。(医学、建築学、工学などの理系コースでは4~6年と長い傾向にあります。)

また留学生には、オーストラリアでの就職に有利とされる会計学、看護学、教育分野の専攻や、アジア学、海洋学、環境学、国際学、観光学など、オーストラリアならではの特色豊かな魅力あふれる専攻科目が人気です。

オーストラリアの留学条件

オーストラリア大学進学の場合、英語力の証明と出身高校(編入の場合は大学)の成績証明書を提出します。英語力だけでなく、他の科目でもよい成績を修めておく必要があります。

成績が大学への入学基準に満たしていない場合、入学基準が緩やかなファウンデーションコースや、ディプロマコースなどから編入する方法もあります。

大学の場合は専攻分野にもよりますが、IELTS6.0-6.5以上、大学院の場合はIELTS6.5以上が必要です。ただし、出願の時点で英語力基準に達していない場合でも、大学附属英語学校などで英語プログラムを受講することで「条件付き入学許可」が出される大学もあります。


ファウンデーション・ディプロマコース

大学進学準備コースとして、ファウンデーションコースやディプロマコースが提供されています。オーストラリアと日本の教育制度が異なることから、そのギャップを埋めるために、大学進学前に必要な基礎知識をつけることが目的です。

ファウンデーションコース

専攻分野の基礎知識、ディスカッションやリサーチ方法、レポートや論文の書き方など、オーストラリアの大学で勉強するために必要な学習スキルを、基礎学習を通して身につけます。既定の成績で修了した場合、大学への進学が認められます。

通常、ファウンデーションコースが1年間なので、ファンデーションコースから大学へ進学する場合、卒業まで4年間となります。

入学の審査基準には高校の学業成績(通常評定平均3.0以上)と英語力(IELTS 5.5 / TOEFLiBT 60-70以上)が求められます。

ディプロマコース

ファンデーションコースと同様に大学生活に必要なスキルを身につけるためのコースですが、専攻分野に関連する科目を集中的に学びます。そのため、コースを一定の成績で修了すれば、大学の2年生に編入できます。

ただし、ディプロマコースからの編入を認めている大学や学部は限られているため、事前のリサーチが必要です。

入学の審査基準には高校の学業成績(通常評定平均3.0~3.5以上)と英語力(IELTS 5.5-6.0 / TOEFLiBT 60-70以上)が求められます。